BLOG

唾液のお話(続編)

2022.1.20  日々の出来事 

2020年9月17日

今週の初めに唾液とベロ回しのお話しをさせて頂きました!
今日は唾液を更に詳しく掘り下げてお話ししたいと思います。
前回の投稿をまだご覧でない方は是非そちらの投稿もご覧下さい!

前回のお話ししたように、唾液には消化作用だけでなく殺菌消毒作用や粘膜の保護作用まで様々な役割があります!
そしてその唾液を分泌する耳下腺や顎下腺等の唾液腺は自律神経神経によって支配されています。
自律神経神経には交感神経と副交感神経がありそれぞれ作用や働きを活発にしたり抑制したりしてコントロールしています!
唾液はこの交感神経と副交感神経両方で唾液の分泌を促進していますが交感神経優位と副交感神経優位では分泌される唾液のタイプが違ってきます!

交感神経が優位に働くとネバネバした唾液が多く分泌されます。
このネバネバした唾液にはムチンという成分が多く含まれ主に体内の粘膜の保護をしたり、リゾチームという成分で口腔内の殺菌をしています♫
一方副交感神経が優位に働くとサラサラとした唾液が分泌され、これにはアミラーゼが多く含まれ消化を助けています☆

近年ではサラサラした唾液が出にくい人が増えているのではないかと言われています_| ̄|○ il||li
よく口が渇く方や食べ物が飲み込みづらい方に等はこのサラサラした唾液が出にくくなっている可能性があります(TT)

その原因のひとつに生活習慣からくる噛み合わせの悪化があると言われています!

横向けやうつ伏せで寝ると下になった方の顎が歪み噛み合わせが悪くなります(汗) 頬づえをつく方も同様です。
噛み合わせが悪くなると歯根膜(歯の根っこ)に正しく刺激が加わらず唾液の分泌を促せなくなってきます(;O;)
他にも悪い姿勢を取る事で首が歪むとそれに併せて顎の歪みも出てきます…
首と顎はワンセットなのでどちらが悪くなっても双方に悪影響を与えます。

寝方や日常生活の姿勢はとても重要となってきます☆
正しい姿勢や正しい身体の使い方で健康な身体をしっかり維持していきましょう♫

それでは皆様また来週も宜しくお願い致します(^o^)v

RESERVE ご予約

急患の場合は電話連絡の上、ご来院下さい。
往診も行っております。